CD-ROMロシア語大辞典完成!
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* CD-ROMのウシャコーフ辞典とダーリ辞典とセットでアカデミック・セールをはじめました!
詳細はここをクリック!
「日ロ電脳センター」とロシアの学者・プログラマー集団と共同で開発・制作した
世界最初のCD-ROMロシア語大辞典です。
名称: Толковый словарь русского языка.
( R.E.D. Russian Explanatory Dictionary『ロシア語解釈辞典』)
標準価格:¥55,000 (送料別;私費・複数購入には割引考慮)
発注先: オンラインで <ikkoh@ba2.so-net.ne.jp>へどうぞ。
使用条件
最低必要要件はつぎのとおりです・
1 機種 DOS/V機
2 対応OS Windows 95, Windows 98, or Windows NT 4.0.
3 - Microsoft Internet Explorer 5 (本CD-ROM内にありますので、おもちでない方はあわせてインストールする必要があります)。
4 Pentium or Pentium-class processor running at 133MHz
5 16MB of random-access memory (RAM).
6 A hard disk with at least 10MB of available disk space (standard installation; CD is required for each application launch) or 240 MB (full installation; no CD is required after installation).
つまり、HDに余裕があれば、CD-ROMの内容をそのままコピーして使えるということです。
7 CD-ROM drive.
8 パラレル・ポート (printer用)。当CD-ROMにはプロテクトがかかっていますので、それを解除するためにHardlock という器具をそこに取り付ける必要があるためです。この器具は CD-ROMと同梱でお届けします。
* 9 USB用のキーもあります。小型の携帯用パソコンに向いています。パラレル・ポート用とともに購入のばあいは、利用者同一のばあいにかぎり、¥10,000で提供します。
* 10 Macintoshでも、Windows95,
98, NTなどが使えるVirtual PC などのソフトを搭載すれば、この辞典を利用できます。詳しくは当方へご照会ください。
CD-ROMロシア語解釈辞典の概要
1 辞典編纂にあたって使用された文献
17巻、20巻物のアカデミー版露々辞典はもとより、従来の辞典では検索が困難であったような語句までふんだんにもりこんだソヴェト体制解体後の、20種類以上の新しい辞典がベースになっています。使用辞典リストについてはつリンク・ページでご覧ください。
使用辞典リスト(ロシア語ページ参照)
2 収録語彙数
160, 000の単語と成句
3 機能
いくつかの機能があります。
1)Index
この機能を選択すると、АからЯまでの単語・成句一覧がアルファベット順に左ウィンドーにあらわれます(ただし冒頭部分には一連の接尾辞)。その一覧から、検索したい単語・成句を選ぶこともできるし、上部のボックスに自分でめざす単語・成句を入力することもできます。後者のばあい、一字入力するごとにその文字を含む単語・成句群が少しずつあらわれ、入力文字が増えるたびに、めざす単語・成句へとしぼりこまれていきます。
めざす単語・成句が得られたら、それをクリックすると、右側のウィンドーにその単語・成句にかんする解説があらわれます。
また、ボックスに入力したあと、リターン・キーを二度押すと、すぐに右側ウィンドーにその単語・成句にかんする解説があらわれます。
派生語などのばあい、解説部には必要に応じて原形など関連語へのハイパーリンクが用意されています。
2)Search
この機能は、任意の単語・成句を含む一群の説明文などを表示させるものです。
and, or 機能も使えるようになっています。
3)複合検索
成句だけを検索する機能も用意されています。この機能で、たとえば матьを入力すると、<聖母マリア>から、例の罵倒語まで含めてматьを含む数十の単語・成句群がウインドーに豊かに(?)にあらわれ、その説明が用意されます。
4)コピー
コピー&ペースト機能ももちろんついています(後述)。ただし印刷機能はありませんので、いったんほかのワープロ・ソフトにコピーすることになります。
New!*
* 5)ウシャコーフやダーリのCD-ROM辞典との併用
当辞典には例文・用例のたぐいがありませんが、シャコーフやダーリのCD-ROM辞典との併用によって
かなり便利になります。ウシャコーフやダーリのCD-ROM辞典は用例を含めてオリジナルをそのまま
CD-ROM化したもので、語彙数は限られていますが、R.E.D.の見出語をコピーして、クリックすれば、
当該語彙の用例が得られます。ウシャコーフとやダーリのCD-ROM辞典についてはこちらで。
「CD-ROMロシア語解釈辞典」活用例
1 ディジタル辞典の利点
Indexを選ぶと、左のウィンドーにロシア語の単語・成句があらわれますが、これは、紙のメディアで言えば、20種類以上の辞書のあらゆるページが眼の前にならべておかれたーーただし同じ単語・成句の重複は避けてーーのと同じ状態です。それは量の膨大さを別にすれば、CD-ROMの『広辞苑』や『大辞林』などと同じことです。
そこから任意の単語を探すわけです。紙の辞典だと、たとえば、一冊の露和辞典で探す分には、数秒もあればすみますが、多巻物の辞典でさがすとなると、まず、該当する重い巻をとりだし、そこでページを繰ってめざす単語等を引っぱり出すまで、かなりの時間を要するでしょう(多巻物の辞典が手元になければ、閲覧できるところまで出張です)。はじめから17巻物で調べるとなると、本の重さと検索の面倒でつい尻込みし、4巻ものや1巻物でがまんすることにもなるでしょう。それで、めざす語の意味がわかれば問題がないのですが、発見できないと、結局、17巻(あるいは20巻物の既刊分)まで検索することになってしまいます。(これはいままでの自分自身の辞典検索方法でした。)
それが、CD-ROM辞典だと、一度の検索でいとも手軽に語義に到達できるのです。運動不足にはなりますが、その便利さはなにものにもかえられません。
もちろん、万能ではありません。ロシア語で文章を書くとか、詳しい用例を必要とするときなどは、まだまだ既存の紙のメディアに頼らざるをえません。
2 検索例
成句の検索
たとえば、из рук вон плох という成句の意味を知りたいと思います。普通の紙の辞典では、ずいぶん苦労します。まず、どの見出語で調べるか?
たとえば、вонをひいてみましょうか。するとрукаを見よとあります。рукаをひきなおします。рукаを含むあまたの成句のなかからиз рук вон плохにたどりつくまではずいぶん時間と手間がかかります。もちろん、成句辞典を使えば、もっと早く検索できるでしょう。しかし、成句辞典にしても成句のなかのどの語が見出語になっているかは、簡単にはわからないことがあります。
CD-ROM辞典ですと、Indexのボックスに、из рук вон плохと入力してやれば一発で目的の成句があらわれ、それをクリックすれば、すぐにその語義が得られます。
また умыть рукиという成句。紙の辞典だとこれもどっちを見出語にしたらいいかわからず、なんどか辞典をひきなおしたり、рукаの解説文のなかからその成句を探しだすなど苦労を強いられます。CD-ROM辞典ならこれも一度の入力ですぐに語義が得られます。
ただし、あらゆる成句がつねにそのままの順序で検索できるとはかぎりません。しかし、そのばあいでも<Search>で、成句のなかの任意の語を入力すれば、わりに簡単にめざす成句に到達できます。
たとえば、заскребли на сердце кошкиという成句のばあい。そのままでは、Indexボックスでは出てきませんでしたが、Searchでボックスに、たとえば
кошкиと入力すると、左ウィンドーにあらわれます。
3 翻訳作業での活用例
1)パソコンでの翻訳
■ 私自身はいま翻訳の仕事はパソコンなしでは考えられなくなっています。数年まえからとりくんでいるある大著(紙のデータ)の翻訳では、まずロシア語テキストを画像でとりこみ、その画像を読みながら、別のワープロ・ソフトに訳文を入力しています。ロシア語テキストをディジタル化すれば、訳文の入力がもっと楽なことはわかっているのですが、OCR変換の手間暇を考えれば、画像ファイルのままの方が楽です。
ロシア語テキストが画像ファイルのばあいは、そこへの訳文の記入はふつうは不可能なようですが、それでもロシア語テキスト文をパソコンの横において視点をたえず左右にずらしながら、訳業をすすめるよりは楽だし、脱落防止に役立ちます。もっとも、やや面倒ですが、ロシア語テキスト画像を小分けしてワープロ・ソフトにコピーして、その下に訳文を用意するという方法もあります。
ロシア語テキストがすでにワープロ・ソフト上にあると、あとで原文と照合するのにも便利です。翻訳が完成したら、ロシア語文を削除すればすみます。
これまでは、以上の作業のばあい、辞書を使うときは、パソコンから離れて、手もとの露和辞典かせいぜい4巻物のアカデミー版かウシャコフ辞典か、最近では、1巻物のБТС(これは読みにくいけれども、語彙数が多く、よくできた辞典です)を見ます。ときには腰をあげて、17巻、20巻をとりにいきます。そのたびにこのパソコンの中に辞典があったら、どんなに便利だろうと思っていました。
ロシアの専門家とのCD-ROMロシア語辞典の計画に乗ったのも、そんな思いがあったからこそでした。
■ その辞典が完成したいま、とても重宝して活用しています。
ロシア語テキストと翻訳文を入力するためのワープロ・ソフトとCD-ROM辞典を同時にパソコン上で使うことで時間と労力が著しく倹約できます。
とくにこのCD-ROM辞典はHDにコピーできるので、空いたCD-ROM driveにはロシアのCD-ROM百科事典を入れておきます。あとは日本語の辞典がHDにあれば、とりあえずパソコンを離れないで作業がすすめられます。CD-ROM版広辞苑の新版がHDに入れられるということなので、そのうちこれも実現するでしょう。
2)実際の活用体験
■ ロシア語テキストがディジタル化されているばあいは、意味を調べたい語句をCD-ROM辞典のインデックス・ボックスにコピーするだけでその語義がすぐに見つかります(約5秒の作業)。
コピーの方法はソフトによって違いがありえますが、コマンド・キーがもっとも普遍的な機能です。CD-ROM辞典のほうにはペースト機能だけはあるようです。ですから、任意のロシア語文の中のある単語(変化形でもいい)をマウスで選択して反転させ、そこのコピー機能を選び、ついでCD-ROM辞典のインデックス・ボックスに、その辞典のペースト機能を使って移して、クリックすればその単語が(またその変化形に近い語群が)ウィンドーにあらわれ、それをクリックすれば語義が得られます。
(私はたとえば、SovLitのCD-ROMのSoviet History の中のトロツキーの文書(ディジタル化ずみのもの)をワープロ・ソフトに読み込み、任意の単語についてCD-ROM辞典で語義を調べ、ロシア語テキストの下に訳文をじかに入力しています。)
■ 逆に、CD-ROM辞典のロシア語文のコピーは、メモ帳では文字化けして読めないようですが、ワード・パッドやロータスのワードプロ2000にコピーすれば、任意のキリール・フォントですぐに読めることがわかりました。これは、ロシア語_日本語の翻訳には不必要ですが、ロシア語の教材をつくるなどロシア語文の作成のさいには便利な機能です。たとえば、ディジタル・テキスト+単語解説(CD-ROM辞典からのコピーで)で講読用のディジタル教材をつくれます。学生に露々辞典の利用を習慣づけるうえでも効果的な手段です。
★ 皆さんの活用経験や感想などを下記にお寄せいただくと、幸いです。そのためのページを用意したいと思います。
E-mail: ikkohf@mac.com(日ロ電脳センター)